難民問題を身近なものに。

ギリシャの難民キャンプでボランティアをしています。募金活動をしており、みなさんと一緒に難民問題を考えていきたいと思っています。

ブログ開設と募金のお願い

自己紹介

ギリシャ北西部、Katsikasというところで、数週間ボランティアをしています。

2018年の秋より、フランスESSECBusineeSchoolへダブルディグリー生として

派遣留学できており

留学先の教養科目でEUの難民問題への政治的な対策の違いを学んだことや、

漠然とヨーロッパで大きな問題としてとりあげられていることに対して、

実際にこの目でみて、考え、何か行動に移したいと思い、

ボランティアに参加しました!

(どのように参加できるのかなどまた次回以降紹介していきたいと思います☺)

 

f:id:greecerefugeesupport:20190204202749j:plain

ボランティアチーム

難民問題はまだ終わっていない...!

 皆さんの中に、難民問題は最近ニュースで聞かないし、ましになったのではないだろうかと思っている人が結構いるんじゃないでしょうか。

 

現実はその全く逆です。

 

難民の流入数が減ったというのは、その分だけヨーロッパへの行き場を失っているということなのです。

欧州各国の受け入れへの姿勢は日に日に厳しくなっており、

 

実際にドイツは受け入れを積極的に受け入れていましたが、極右政党の台頭などにより、受け入れに慎重になりはじめていたり。

 

イタリアにおいては、極右政党が政権を奪取したことで、かなり受け入れに消極的に。

 

イギリスにおいては、難民の受け入れに恐怖感を覚えた国民がEUとして難民問題に対処することに否定的になり脱退を決意。

といった状況です。

 

そしてギリシャ難民キャンプにいる多くの方々は、

ヨーロッパ諸国に正式に受け入れてもらえるまで待っているという状態です。

中には1年も難民キャンプにいて、

本国に送還されないかと不安に感じている方もいます。

 

実際に受け入れが進んでいないことで、

ギリシャの難民キャンプは飽和状態にあります。

 

僕がいまボランティアをしているKatsikasにおいても、

半年前までは500人だったのに対して現在、1000人暮らしています。

 

募金活動へご協力のお願い

僕が今ボランティアをしているRefugeeSupportEuropeは主に、

そのように、他国からの受け入れの許可、EUの居住権を得るのにキャンプで過ごしている方に、食品や日用品、服などを支給している団体です。

 
以下、寄付金額の参考です。
1500円(約12€)=5人家族の一週間分の果物や野菜を賄うことができます。
3000円(約23€)=5人家族の一週間分の食費を賄うことができます。
7500円(約57€)=10人家族の一週間分の果物や野菜を賄うことができます。
金額にかかわらず、ご賛同いただければ本当に嬉しく思います。

 

ほんとにわずかな金額が、

一人一人の、生活を支えていくんだなと、

ボランティアをしていて感じています。

 

f:id:greecerefugeesupport:20190204202721j:plain

お絵かきをし遊ぶ子供たち

実際に難民キャンプにどんな方が過ごしているのか、

イメージが付きにくく、

寄付をためらうのも理解できます。

僕もその一人でした。

しかし子供たちと触れ合う中で、彼らの将来が不安になりました。

この笑顔がずっとつづくのか、自分のしたいことが日常の不安などなく、

できるのか。

 

このブログでなるべく現地の様子や難民問題の現実を、

伝えていきたいと思います。

精神的苦痛を感じながらも、難民の方々は明るく元気に暮らしてます。

 

そんな一人一人のために、

みなさんのご協力をお願いします。

 

以下より、約500円から寄付することができます。

難民支援の輪を少しでも広げたい!/ Kohei's fundraiser for Refugee Support Europe

 

 ご協力お願いいたします。